歌舞伎座5月公演、団菊祭、夜の部は「弁天娘女男白浪」、「鬼一法眼三略巻」、「喜撰」の3本を取り上げ、上演時間のバランスもよかった。
「弁天娘男女白浪」は尾上菊五郎、市川海老蔵を中心に尾上松禄、尾上菊之助、市川左団次による白浪五人男名乗りの場は素晴らしい。片岡市蔵、市川九團次、大谷廣松が好演、中村梅玉、坂東秀調、河原崎権十郎の存在感ある演技が華を添えた。
源平ものを扱った「鬼一法眼三略巻」は市川団蔵、尾上松禄、中村時蔵、中村児太郎の演技が光った。坂東亀蔵も好演だった。
最後の「喜撰」、尾上菊之助、中村時蔵の絡み合いが素晴らしい。弟子たちが加わって、相応しい締めくくりとなった。6月も見所満載、期待しよう。
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admin (木曜日, 21 4月 2022 05:50)
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