テレビ朝日、題名のない音楽会が2度にわたり、炎のマエストロ、小林研一郎を迎え、6月4日にわたり、オーケストラの魅力を伝える特集番組を放送した。
水谷豊が監督・主演の映画「太陽とボレロ」にちなみ、映画に出演する檀れい、水谷豊を迎えた。曲目は次の通りである。
1.ビゼー アルルの女 第2組曲 第4曲 ファランドール
2.山上路夫作詞 馬飼野廉二作曲 ベルサイユのばら 薔薇は美しく散る
3.ベートーヴェン 交響曲 第7番 Op.92 第2楽章
小林研一郎は1940年生まれ、今年で82歳。小澤征爾に次ぐ日本のマエストロとして活躍中。ファランドールでの躍動感は素晴らしい。ベートーヴェンでの精神的な深さ、歌心。現役を続けると、朝比奈隆に匹敵する存在になるだろう。朝比奈はオーケストラをしっかり鳴らし、響かせることができた指揮者だった。小林は熱く、ドラマティックにオーケストラを響かせ、鳴らし、歌わせる。このままで行けば、朝比奈に匹敵する存在になるだろう。長寿、さらなる活躍を期待しつつ、後半を楽しみにしたい。
コメントをお書きください
中田のぞ美 (日曜日, 29 5月 2022 00:08)
82歳でも、まだまだ成長していくお姿に感服致します‼️
これからも、若輩者の私を勇気付けて行かれて下さい。
素晴らしい音楽をお聴かせ下さいませ。