ハンガリーの古楽オーケストラ、カペラ・サヴァリアによるバッハ、ヴァイオリン協奏曲、第2番、BWV1042。独奏はカロ・ゾルトである。きびきびした流れの第1楽章、一気に流れていく。歌も十分。第2楽章の歌心、深々歌い上げるゾルトのヴァイオリンが聴きものである。オーケストラも寄り添いつつ、深々と歌う。第3楽章。ゾルトのきびきびした音楽作り、歌も忘れていない。
カペラ・サヴァリアは、ヘンデルのオペラ全曲盤でも素晴らしい演奏を聴かせた。その意味でももっと注目すべき古楽オーケストラではなかろうか。改めて、存在意義を感じた。
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