ブレーメン バロックオーケストラによるバッハ ブランデンブルク協奏曲 第6番 BWV1051。ヴィオラ・ダ・ガンバとオーケストラのための協奏曲で、伊藤美代子がソロを担当している。6曲中、地味な存在でありながら、風格の高さ、歌心に満ちた作品である。2018年11月23日、ブレーメン、フラウエン教会でのライヴ録音である。
第1楽章のアラベスクと言うべき音の連続。歌心と共にしっかりと流れていく。第2楽章のヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオラ、チェロとの絡み合い。素晴らしい歌が流れていく。第3楽章。ジーグの闊達な流れ、歌心が絡み合って、1つの大きな世界を作り上げていく。
ヨーロッパで、日本の演奏家がバロックオーケストラなどで活躍する姿を見ると、日本の古楽演奏水準が上がりつつあることを実感する。鈴木雅明・秀美兄弟、バッハ・コレギウム・ジャパンの活躍が世界的に認められたことが大きい。ただ、鈴木雅明が肩の故障のため、いくつかコンサートをキャンセルしたことは残念である。回復を祈りたい。
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山崎とみ (月曜日, 12 2月 2024 19:23)
良い!sehr gut!
畑山千恵子 (月曜日, 12 2月 2024 21:13)
ありがとうございました。
徳増穂積 (月曜日, 12 2月 2024 22:55)
とにかく私はバッハが大好き、本当に素晴らしい演奏で心から感動致しました。
畑山千恵子 (火曜日, 13 2月 2024 08:03)
ブランデンブルク協奏曲 第6番は目立たないとはいえ、味わい深い作品です。暖かい演奏でした。
大屋正美 (金曜日, 23 2月 2024 15:42)
日本のバロックは高水準です、ヨーロッパの演奏家が大勢日本に来ています。鈴木雅明バロックオーケストラの第九合唱付き、素晴らしいです